別れの季節ですね(3歳未勝利)
今日の園田9R、B2クラスの特別競走「第9回ナイター競馬女子会特別」をご覧になった方いらっしゃいますか?鳥肌ものの名勝負が繰り広げられましたね!序盤からマッチレースの様相で下原理オニチャンを田中学ステップシュートがゴール寸前で差し切り勝ち。今後の園田競馬を益々盛り上げてくれそうな2頭です。がんばれ!
さて、先週から今週にかけて何頭かの出資馬の地方転籍が発表されました。ポートフィリップやロードヴォラーレ、ロードレジェンド。ロードの2頭は3歳時で地方2勝or4歳以降含め3勝の条件を満たせば中央復帰ということで再募集対象のようですね。ヴォラーレくんは去勢もするようで…。地方競馬でも今日の園田の名勝負のようなカッコいい走りに期待しましょう。
明日出走の3歳未勝利馬ロードレガリスも後がない感じ。小倉の短い直線では差し切り厳しいと思いますが、今回も調教では速い時計出してたので期待っ!
小倉10Rの玄海特別では、ロードアルバータとロードアクシスが出走。前走に続いて同じレース、しかと共にブルーの4枠で隣同士となりました。ロードの勝負服にピッタリの青帽子、前走より相手揃いましたが掲示板きてくださーい。ゾロ目枠連も一応抑えますかね。
日曜日の札幌10レースすずらん賞はパイロテクニクスがルメール騎乗で登場!個人的には門別馬が結構強そうな気もしますね、エムティアンと2頭軸でいこうかな、とか思ったり。
新規出資についてはそろそろキャロットの申込み考えないとですね。未入会ですがグリーンファーム愛馬会も気になってます。
2018北海道サマーセールでケイアイファームが購入した馬一覧(ロードサラブレッドオーナーズかな?)
日曜の新潟2歳Sはロードのスティルネスが強豪相手に3着と大健闘!さすが名繁殖マツリダワルツ!私は出資を見送った馬ですが。出資した同じロード勝負服のロードアクアは直線お釣りがなくなって9着と惨敗でした(涙)。ミオスタチン遺伝子C:Cなのでしょうか、1600mでも長い感じ。
さて、先週ずっと行われていた国内最大のお馬セリ市、HBAサマーセールが終了しました。一口馬主クラブも多くセリ市に参加していた模様で、ノルマンディーやYGGなども多数落札していましたね。
セリ結果詳細や名簿、映像などはこちらの馬市ドットコムをご参照ください。
私が注目したのは、ロードのケイアイファーム名義の落札馬。スティルネスの兄、ロードクエストも2014年のこのセール出身馬です(626万円で落札、1080万で募集)。
今年のケイアイファーム名義の落札馬は下記の8頭でした。結構頭数多い!
(以下情報は2018サマーセール上場馬 by馬市.comより引用・馬名リンク先はnetkeiba)
アムネリスの2017
356番・牡・鹿毛・2/17・父ノーザンリバー・母父サウスヴィグラス
税込702万円で落札
名簿
体高154cm、胸囲185cm、管囲21.4cm、
クインズラッシュの2017
414番・牡・鹿毛・5/9・父キンシャサノキセキ・母父スウェプトオーヴァーボード
税込766.8万円で落札
名簿
体高152cm、胸囲173cm、管囲19.3cm
サニーアンジェリカの2017
789番・牡・鹿毛・3/16・父カレンブラックヒル・母父サクラバクシンオー
税込669.6万円で落札
名簿
体高152cm、胸囲171cm、管囲19.2cm
ジツリキオーシャンの2017
1093番・牡・栗毛・4/11・父リアルインパクト・母父キングヘイロー
税込712.8万円で落札
名簿
体高154cm、胸囲171cm、管囲20.5cm
スターオブジェンヌの2017
1135番・牡・鹿毛・3/18・父カジノドライヴ・母父アジュディケーティング
税込324万円で落札
名簿
体高159cm、胸囲172cm、管囲20.0cm
スウィープデビルの2017
1166番・牡・鹿毛・3/11・父スマートファルコン・母父エンドスウィープ
税込669.6万円で落札
名簿
体高154cm、胸囲177cm、管囲20.5cm
マイウィルの2017
1273番・牡・青鹿毛・5/20・父トゥザグローリー・母父フジキセキ
税込324万円で落札
名簿
体高151cm、胸囲170cm、管囲19.5cm
ショウナンアオバの2017
1457番・牡・黒鹿毛・4/27・父ヴァンセンヌ・母父キングカメハメハ
税込1188万円で落札
名簿
体高155cm、胸囲174cm、管囲21.0cm
種牡馬の渋いこと!サマーセールならではですね。1093ジツリキオーシャンは大好きなテンポイントの牝系ですね。ケイアイファームの相馬眼は信頼していますので、募集カタログを楽しみに待ちたいと思います。
ロードアクアはじめ期待馬多数!
まずは新潟2歳S出走のロードアクア。
クラブ情報から引用
・浅見調教助手 「8月19日(日)に坂路で好時計を記録。具合は良さそうですよ。2走目のポカさえ無ければ楽しみが持てるかも。この馬で秋以降は更に大舞台へ・・・と考えているだけに、今回の1ハロン延長を含めて何処まで距離の融通が利くか・・・でしょう」
≪調教時計≫
18.08.22 鮫島駿 栗東坂良1回 61.7 44.1 27.8 13.1 馬なり余力 坂路コースで入念
札幌で騎手の祭典があるため、新馬戦の鞍上であるデムーロさんはじめ、リーディング上位騎手は皆札幌ということで、厩舎所属の鮫島 克駿(さめしま かつま)騎手が手綱をとります。兄は鮫島良太騎手、父は佐賀の4000勝ジョッキーの鮫島克也騎手というジョッキー一家。
たまたま今週の週刊競馬ブックに克駿騎手のインタビューがありまして、父からはいつも騎乗アドバイス貰っています、ということでした。ロードアクアもきっと対策バッチリと信じたいですね!ケイデンスコールがかなり強いと思っていますが、馬券圏内に来てくれたら嬉しいなぁ。
続いて3歳未勝利組。初勝利を目指すポートフィリップは2600mという長距離戦へ。兄アドマイヤラクティのようなステイヤーの血が目覚めるか!?
初ダートのロードヴォラーレも有力馬の一頭ではないでしょうか。育成コメントからも晩成タイプ。なんとか勝ち上がって欲しいよー。
500万下では本日土曜の小倉最終でゼアブラヴさんが。調教はかなりいい動きなんですが、東スポみたら無印だったんですよね。複勝くらい絡みそうな気もするんですが、どうでしょうか。
鳥栖特別にはジャックローズが出走。少しレース間隔空いたので、ここはひと叩きかしら?
最後に2歳未勝利にロードスパイダーが。この馬デビュー戦は馬っ気出したり全く実力出し切れてなかったようでして。
・安田調教師 「8月22日(水)は軽く促した程度。具合は変わりませんよ。試用しているブリンカーの効果は、調教だけでは判断が難しいところ。実戦でプラスに働いて欲しいですね。能力を全く発揮できなかった前走。2戦目で少しでも良い面が出れば・・・」
鞍上和田騎手の鼓舞に応えてファイトみせて欲しい!
本当はもっと情報載せたかったんですが…スマホから投稿するの難しい…。
直線が213mしかない園田競馬の追い込み馬、グランプリシップが好きだ
この馬は地方競馬、兵庫所属なのでご存知の方は多くないと思いますが・・・。ちょっと紹介させてください。
グランプリシップ。牡4歳。芦毛のクロフネ産駒。
2018年8月22日現在、24戦4勝(4-3-4-13)。実はセレクトセール出身馬なんです、母パーシャンブルーから遡るとご先祖様にはアンバーシャダイやサクラバクシンオー。案外良血お坊ちゃま。中央競馬でのデビューですが2戦しただけで園田に移籍しています。
そして
「なぜこんな直線の短い競馬場に移籍したのか?」
と疑問に思うくらいの最後方からの追い込み専門脚質が特徴。
私が夏休みに園田競馬場まで行った時(8月9日)に、嬉しいことに偶然このグランプリシップも出走してまして。
このやる気なさそうな呑気なパドック周回がかわいい!!
パドックの呑気さそのままにレースはいつもほぼ最後方から。でも終いは確実で園田の短い直線を豪快に追い込んできます。田野豊三騎手が主戦になってから更に追い込みに磨きがかかったようで、上がり3Fはここ8戦連続で最速。絶望的な位置からだいたい0.5秒差くらいまではくるので応援しがいがあります!
実際に見てきた8月9日の出走レース(C1二組・ダート1400m)をレポートしますね。
↑スタートは安定してちょい出遅れ気味。園田特有の熾烈な先行争いなど何処吹く風、最初のコーナーは最後方からノソノソと。
↑だいたいこんな位置に居るので向こう正面での各馬位置取り紹介のカメラはなかなかグランプリシップまで回ってくれません(ファンとしては悲しい)。
↑向正面後半から徐々に加速していって四角でこの辺までは追い上げてきます(未だ最後方ですが)。直線入り口のコーナーが園田は急なので膨れてしまい常に大外一気。直線213mだけど凄い勢いで突っ込んで来るのがカッコいい。
↑ゴールではだいたいこのあたり!先頭の馬とは4馬身差くらい?最後の脚は他馬とはもう全然違います。もうあと50m直線が長ければ!(あ、もちろんたまに大外一気決まります)
グランプリシップの上がり3Fタイムは安定して38秒台前半くらい。園田競馬は39秒台で速い部類なのでもう圧倒的、中央競馬の芝なら32~33秒前半を連発しているイメージでしょうか。
現在所属しているC1という中堅どころのクラス(中央競馬で1000万下くらい)となるとなかなか前も止まらないので、展開に恵まれないと勝利は難しいかもしれませんが、まだ4歳と若いので園田で異色の個性派追い込み馬としてこれからも頑張って欲しいもの。
先日買った応援馬券(またの名を「ハズレ馬券」)、今も持ってますよ!
今週も8月24日、金曜日のナイター開催で出走予定。
好きです、グランプリシップ。
出資馬ではないですが・・・このところお気に入りの馬をご紹介(ロードマドリード)
2015世代の未勝利戦の門番。姉にメイズオブオナー、ミエスクの牝系というロードの良血馬。2018年8月21日現在、10戦して1着0回、2着7回、「0-7-2-1」。唯一の馬券外もハナ差4着という抜群の安定感。8月18日も和田騎手を鞍上に迎えてのレースでしたがクビ差2着。これで獲得賞金も1815万となり、調べてませんが未勝利馬としては過去含めても賞金王なのでは?募集額は6912万円なので出資者としては全然回収できておらず、なので私などよりよっぽどもどかしい気持ちなのでは、と推察します。
なぜこうも勝てないのか。4月29日に通算5回目の2着を記録した際のデムーロ騎手のコメントにこの馬の性格が出ているような気がします。
デムーロ騎手 「また2着。楽に運べていただけに、今日は勝ったかな・・・と思ったのですけどね。直線を向いてからフワッとして、後続が来るのを待つような格好。いつも頑張って走ってくれるものの、もう少し前の馬を抜く気持ちが出れば・・・。残念」
先頭はイヤ!という強い意志を感じます。もう3歳未勝利は数少なくなりましたが、果たしてこの馬を初勝利に導く騎手は居るのでしょうか。
きっと未勝利になっても地方競馬に一旦移籍して中央復帰を目指すと思いますね。地方でのレースぶりもちょっと楽しみにしてたりします。先頭ゴールの喜びを味わって開眼したりして。