グリーンファームの地方競馬ファンドが今年も凄そう(バライローの2017)
園田のマジックカーペット、コーナスフロリダ、名古屋のサムライドライブ。地方競馬ファンにはお馴染みの馬と思いますが、この3頭がグリーンファーム愛馬会の一口馬主クラブ所属馬だなんて。しかもこれまで募集した頭数って、、、10頭くらいじゃないですか?なんてものすごい活躍馬率。マジックカーペットと同期のシュダイカも2018年11月2日時点で(6-13-6-12)という成績で安定感ありますね。
マジックカーペットは志半ばにして引退。8戦8勝と無敗ながら骨折でボルト入った状態で、更に屈腱炎では致し方ないですね。。。残念です。
24日、田中範雄調教師は「レントゲン検査は問題無かったものの、右前の膝裏に熱感が残っていたため、エコー検査を行いました。その結果、腱にはかなりの損傷があり、屈腱炎であることが分かりました。復帰戦を勝利で飾りこれからと言うときに残念でなりません」との話しがあり、今後について協議することになった。
田中範雄調教師より「完治までに1年以上はかかる見込みで、再発の可能性も高いということでした。前回骨折を発症した左前脚はボルト留めしており、両前肢に不安を抱えての調整は厳しいと思われます。とても残念ですが、引退させることにしたいと思います」という話があり、協議を行った結果、同馬を引退させることとなった。
※ご出資の会員様には郵便書面にてご案内させて頂きます。
なお同馬は、一般社団法人ホースコミュニティに無償譲渡することになりました。(サンクスホースプロジェクトに参加予定)
こちらがマジックカーペットの募集時カタログ。良い馬体してますなぁ。
粒ぞろいの園田現役3歳世代のトップに立つ、コーナスフロリダ。先日の金沢での西日本ダービーは大差圧勝で、獲得賞金も2800万超。安定感抜群でございます。募集時カタログのコーナスフロリダはちょっと幼い馬体、ということは今後ますます強くなっちゃうんでしょうか。
名古屋の3歳牝馬の頂点は、文句なしサムライドライブでしょう。募集額350万、あー出資したかったなぁ。 サムライドライブ募集時カタログも均整のとれた馬体で好印象です。
須田鷹雄氏が馬の選定に絡んでるんでしたっけ。それにしても凄い相馬眼!そんなグリーンファーム愛馬会の今期の地方競馬ファンド2頭が発表されています。
ねむねむは、バライローの2017、とーーーっても気になってます。
↑こちら8月北海道サマーセール前の写真。(引用元:2018サマーセール上場馬 by馬市.com)
父ヴィットリオドーロはグランド牧場産の名牝プリエミネンスがアメリカに渡り種付けしMedaglia d'Oroとの間に生まれたお坊ちゃま。競走成績としては条件馬どまりでしたが、グランド牧場さんの期待もあったのでしょうか、アロースタッドで種牡馬入りして2016世代が初年度産駒です。主に地方競馬ですが抜群の成績をおさめていますよ。昨日誤審騒ぎになっちゃった北海道2歳優駿も、ヴィットリオドーロの現時点の代表産駒、イグナシオドーロが恐らく1着扱いになるのでしょう。ウィンターフェルはすぐ気を抜く癖があるそうなのでアレなんですがイグナシオドーロの勝負根性は光りました。
さて、バライローの2017ですが父は上記理由で文句なし、母もウィニングカラーズに遡る名牝系です。募集価格900万は地方馬にしては高額ですが、セリ価格が700万超えなのでこれが限界ですよね。良心的な価格設定とも言えます。田中学など園田の名騎手を鞍上に2019年の地方競馬を盛り上げる存在になっちゃうんじゃあないでしょうか。でも、50口だと維持費も高額なので2000万くらいは稼いでくれないと赤字ですかねぇ。でも地方の重賞増えて賞金も上がってますし、怪我さえなければきっと大丈夫なんじゃあないですかぁ?バラ色の一口馬主ライフ、始まっちゃうんじゃあないですかぁ!(以下妄想続く)
検討材料として、バライローの北海道セリ前に公開されていた生産者のグランド牧場の動画。あとサマーセール2018のセリ時の落ち着いた立ち居振る舞いもご確認ください。
↑こちらは1:39:10頃からの登場です、918番。結構競り合ってますよね。相手はどちら様だったんでしょうか。
11月16日の10時から受付開始、とのこと。これだけ活躍馬続出のグリーンファームの地方競馬ファンドですから50口スグに埋まっちゃいそう。うーん、どうするか。もう暫く悩みます。