ねむねむくんの一口馬主ブログ

目指せ、G1勝利!~出資する愛馬をひたすら応援

硬派な一口馬主クラブ~2018年ロード募集馬カタログから選ぶの巻

先日はロードクエストスワンS(G2)で久々の勝利!!募集価格1080万で2億4000万も稼いでます。あー羨ましい。

今期のロードのカタログは先週末に届きました。例年よりかなり遅い?ですよね?満を持して、という感じがします。ご挨拶のところもロードクエストスワンSの写真でしたよ。なんというタイトなスケジュールでの印刷工程でしょうか!!その調子でWebサイトのリニューアルも是非お願いします。Web屋的な仕事も多くこなしているワタシなので何ならお手伝いしたいくらいですわ。

そんなちょっと古めかしいWebサイトですが、こちらで募集馬もご覧いただけますよ。

ロードサラブレッドオーナーズ~Lord Thoroughbred Owners~ | 募集馬情報

ロードのクラブとしての大きな特徴は、とにかく所属馬が賞金を稼ぐこと、勝利を至上主義としている点だと感じています。会報などは無く、キャンペーンなどもほぼ無い極めて硬派な一口馬主クラブがロードサラブレッドオーナーズ。

ただ所属馬の近況更新はかなりマメ、それは相当に嬉しいポイントです。リップサービスもほどほどで、その馬が持つ弱点については育成の初期からある程度正直に指摘してくれる点も好印象に感じています。

「硬派」と表現した点について、ひとつの例をご紹介。昨年2017年募集で648万円という破格でカタログ最後尾を飾った牡馬、ロードホライゾンは、調教の動きはさっぱりだったものの一応2歳で新馬デビュー、5頭立てのレースを選んで出走させてまったくついていけず5着でしたが一応最低限の賞金をくわえてきました。もう1戦も8頭立てのレース、同じく最下位でしたが新馬よりも進展がみられた気はしたものです。
しかし、この僅か2戦しただけというところで中央競馬登録抹消(ファンド解消)。他のクラブでしたら会費などの収益確保もあると思うので、それとないコメントで更新しつつ、もう少しダートとか試したりお茶を濁すっていうのもあると思うのですよね。それをしない潔さがカッコイイではないですか!

また、多数の有力馬を抱える池江泰寿調教師とは昨年でしたか、オールフォーラヴの入厩を遅らせた(放置した)ことでケンカでもしたのでしょう。預けている馬を全部転厩させるような荒業も行っています。ロードさん、怖い。私の中では(良い意味で)スタッフさん全員パンチパーマかリーゼントなイメージ。

「ダノンに売った馬だけ走る」など某掲示板で揶揄されたりもしますが、このように会員の損得をまず考えてくれるのは流石やで、と思っているねむねむです。三石のケイアイファームの調教施設も坂路が延長された、とききました。2016年からは千葉の成田の分場(シンボリ牧場内)もあり中継地として有効活用されてますし、今後も更に期待しています。独立系の一口馬主クラブなので本当に頑張って欲しい!!追いつけ追い越せノーザンファーム


さて、こんなに硬派なクラブなら会員としても「とにかく収支で損をしない」馬を選びたい。第二のロードカナロアは無理でも、第二のロードクエストならねむねむだって。。。と思っちゃうわけです。

ここで、過去のロード所属馬の1頭あたりの平均獲得賞金を探ってまいりましょう。(一口馬主DBより

2007年産:2988万(勝馬率.429、平均出走数11.9、代表馬レディアルバローザ
2008年産:6928万(勝馬率.588、平均出走数13.5、代表馬ロードカナロア
2009年産:2522万(勝馬率.500、平均出走数13.8、代表馬キャトルフィーユ
2010年産:1547万(勝馬率.450、平均出走数10.3、代表馬ブリュネット)
2011年産:1418万(勝馬率.450、平均出走数13.3、代表馬ロードフォワード)
2012年産:815万(勝馬率.333、平均出走数9.2、代表馬ロードシャリオ)
2013年産:2879万(勝馬率.538、平均出走数10.1、代表馬ロードクエスト
2014年産:837万(勝馬率.308、平均出走数8.3、代表馬メイズオブオナー)
2015年産:961万(勝馬率.643、平均出走数6.6、代表馬オールフォーラヴ)

年代が後ろになるに連れて現役馬の割合も増えてくるので、現4歳の2014世代や3歳の2015世代は参考値となりますでしょうか。2015世代は勝ち上がりが多く素晴らしいです。あとロードカナロアさんは別格過ぎますね。

一口は「獲得賞金>募集額+維持費」にならないと黒字にならないわけで、ねむねむ的に勝手に思っているだけかもしれませんが結果を求めるロードでより楽しむには、募集額が安い馬を狙うのが吉、1000万円台がおすすめ、となっちゃうのかなぁ、となるわけです。

昨年はロードカナロア産駒がまだ安かったので、ねむねむは多数出資しました。今年は更にバブリーな価格になってしまっており、カナロア産駒の出資は見送るつもりです。。。

今期については個人的にはサマーセールの際にウォッチしていた馬に注目したいところです。特に気になっているのがこちらの馬!

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No.31アムネリスの17は大型馬なこともありますが、とにかく素晴らしい馬体。クビが短すぎる気もしましたが動画みる限りではクビをうまく使えてそうな歩きでした。血統的にはダートでしょうか、素人目ですが繋ぎの角度や長さ的には芝でもやれそうな…この馬は出資したいと思っています。父ノーザンリバーに含まれている血は相当ポテンシャルありそうですよ!超期待馬です。
他はもう少し育成状況など確認したいところですね。テンポイントの牝系、ジツリキオーシャンの17は硬派なロードにしては珍しくロマンを感じる血統背景、写真だと後ろがちょっと弱いかな?今後の成長に期待したい馬です。

それにしても、ロードさんの立派なカタログは眺めているだけでワクワクしてきますね。大好きです。
地方競馬のファンド、やってほしいなぁ)

 

※各クラブホームページに掲載されている募集テキストや写真、また近況テキストや近況写真の引用につきましては、「キャロットクラブ」「シルクホースクラブ」「ロードホースクラブ」「ノルマンディーオーナーズクラブ」「東京サラブレッドクラブ」「広尾サラブレッド倶楽部」「グリーンファーム愛馬会」それぞれより転載許可をいただいております。