ねむねむくんの一口馬主ブログ

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【トウショウボーイ vs テンポイント】伝説の宝塚記念(1977年)

今週末は宝塚記念ですね。それに因んで、というわけではないのですが以前からこのレースの動画を見ては「すげー!かっこいい!」とワクワクしている私なので、恐らくご存知の方も多いと思いつつもご紹介を。

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1977年暮れの有馬記念テンポイントトウショウボーイに競り勝ったレースは日本競馬史に残る名勝負として語り継がれてますが、私が大好きなレースはその年の6月に行われた第18回宝塚記念です。以下Wikipediaより引用

この年の宝塚記念は出走頭数わずか6頭と少ないものの、出走馬はホクトボーイを除いて全て八大競走勝馬という豪華メンバーとなっていた。

1番人気のテンポイントは、当時東高西低だった東西所属馬の勢力状況の中で関西の期待を一身に担い「関西の星」と呼ばれていた。4歳時こそ皐月賞2着、東京優駿日本ダービー)7着、菊花賞2着、有馬記念2着と無冠に終わっていたが、古馬となったこの年はここまで天皇賞(春)を含む3連勝と好調を保っていた。単勝オッズは2.1倍と抜けた1番人気だった。

一方の2番人気・関東馬の筆頭トウショウボーイは、4歳時に皐月賞有馬記念を優勝。テンポイントにとって最大のライバルであった。有馬記念以降は骨瘤により休養を続けており、このレースがこの年の緒戦。この臨戦過程が不安要素とされての2番人気だった。

それから、僅差の3番人気は4歳秋に菊花賞テンポイントトウショウボーイを破ったグリーングラス菊花賞後の有馬記念には出走しておらず、年明け早々のアメリカジョッキークラブカップレコードタイムで完勝と力を見せていたが、その後は目黒記念(春)2着・天皇賞4着とひと息のレースを続けていた。

以下の人気は、前年の天皇賞(秋)勝馬有馬記念でも2頭に続く3着と力を見せたアイフル、前年のダービー優勝馬のクライムカイザー、この時点では八大競走未勝利のホクトボーイと続いていた。なお、アイフルはこの競走が引退レースであった。

▼そしてこちらがレース動画▼

www.youtube.com

 ご覧のようにトウショウボーイの逃げ切り勝ち。ラスト1000mが当時の日本レコードよりも速い57.6。上がり3Fも当時としては異次元の34.5というタイム。そりゃあテンポイント以外の馬がいくら当時のG1クラス馬といっても最後置いていかれてしまうのも仕方なし。(ただ、もしもマルゼンスキーに出走資格があって出てきたら、どうなったのでしょうか、とは思わされます)

こちらのツイートによると、ラップは

12.3-12.9-12.2-13.4-12.5-12.1-11.8-11.3-11.3-11.2-12.0

トウショウボーイが終始逃げているのでつまりトウショウボーイのラップでしょう。前半スローにしてのロングスパート。武邦彦騎手のペース配分も流石ですが、馬がべらぼうに強いから出来る芸当なのでしょう。11秒台が連続する異次元さにシビレます。ちなみに1977年のレースです。現代の競馬とは育成も馬場もペースも異なるのではないでしょうか。

寸評も転記させていただきます。

「各馬一斉のスタート。まずトウショウボーイが内目に切れ込み、先頭に立ち、50メートル行ったところで1馬身のリード。2番手テンポイント、3番手グリーングラス、以下アイフル、クライムカイザー、ホクトボーイの順。道中は全くのスローで隊列はそのまま変わらず。1/2マイルでグリーンがテンポイントの外に馬体を合わせにかかるや、トウショウは後ろを気にしながら差をあける。この時すでにアイフル以下は圏外。4角回ってまずグリーンが追い出すが、外にモタれて伸び足ひと息。その次に追い出したのがテンポイント。しかし、トウショウは手応え十分。1馬身半の差を3/4馬身まで縮めるのが精一杯だった。トウショウはゴール前も押えたままで楽々と逃げ切ってしまった。上り3ハロンが34秒5という驚異的なもの、やはり怪物である。(青木)」

続いて談話があります(カッコはねむねむ追記)

(1着トウショウボーイ
保田調教師・・・武君がうまく乗ってくれました。
武邦彦騎手・・・七分ぐらいの出来でこれぐらい走ったのは、驚きのひと言です。
(2着テンポイント)鹿戸騎手・・・この上りタイムではどうしようもない。
(3着グリーングラス)安田富騎手・・・なにせ相手が速すぎた。
(4着アイフル嶋田功騎手・・・今日はゴトゴトしてギコチなかった。
(6着クライムカイザー)橋口騎手・・・展開的に苦しかった。
(5着ホクトボーイ)久保敏騎手・・・相手のスピードが一枚も二枚も上です。

「七分くらいの出来で」とか言っちゃってますね(笑)。実際当時の新聞はテンポイントぐりぐり◎だったようですものね。調整不安は事実だったのでしょう。
また掲載順が5着と6着で入れ替わっているのはワザとなのでしょうか。”相手のスピードが一枚も二枚も上”というコメントは確かにインパクトがあります。ちなみにホクトボーイはその年の秋の天皇賞馬ですね。(どうやら人気順みたいですね、ホクトボーイは6番人気、クライムカイザーが5番人気でした)

トウショウボーイは映像や走破タイムを見てもちょっと時代を超越した速さを持った馬と感じていて、当時私は赤ん坊でリアルタイムでは見れませんでしたが、とにかくかっこよくて大好きです。サラブレッドカードとかを集めてた時期がありました。あとマルゼンスキーも異次元ですよね。テンポイントドラゴンボールでいうと人類代表格、という感じがします。物凄く強いクリリンくらい?ちょっとテンポイントファンに失礼かしら(笑)。あとトウショウボーイサイヤ人っぽくないですね。

TTは確かに化け物同士ではありますが、"超"化け物トウショウボーイに化け物テンポイントが挑む姿がドラマチックだったのかなぁ、と勝手に推察します。そんなトウショウボーイもこの秋の天皇賞(当時3200m)では乱ペースに巻き込まれて生涯唯一の7着大敗となってしまい、実はトウショウボーイも"馬"の子だった、と判明するのはこの先のことです。そんな経緯もあったので、年末の有馬記念では、きっと「トウショウボーイも頑張れ」と思っていたテンポイントファンも多く居たのでは?だからこそあの名勝負が感動を呼んだのではないでしょうか。

 

以上を踏まえた上での2018年宝塚記念の予想ですが、私の本命は「やっとワザワザ来日してくれてありがとう!」という訳で香港のワーザーです。(まるで脈絡なし)