ノルマンディーの四次募集に驚きのアノ馬が
週末の競馬は前回の記事で期待馬として紹介したパイロテクニクスが見事に新馬勝ち。重めの芝コースもパイロ産駒のこの馬には有利だったのかもしれませんが、直線一番人気だったヤマカツルビーを差し切り&突き放した脚には正直びっくりしました。鼻出血があったそうで、暫くは出走ができなくなってしまいましたが、安静にしてまた元気にレースに出てきてくれることを期待しています。
その他のロード馬はダメでしたー、残念。今年のラジオNIKKEI賞はかなりレベル高いでしょう、そんな中ロードアクシスくんも一生懸命走ってました。フィエールマンは無事ならG1馬になることでしょう。
また前回記事では出走することも紹介しておりませんでしたがYGG出資馬としては初出走だったキュアエンジェル(牝3)、無料提供馬だったのですが全くついていけず最下位。うーん、ブルーインベスターズから衣替えして様々な試みを行っており応援したいクラブではあるのですが、やっぱり勝負の世界は厳しいものです。
------
さて、本題のノルマンディーの追加募集について
なんと!「マリアズダンスの16」が募集されることになりました!
牝馬らしからぬ発達したトモ、いやー素晴らしい、相当なパワーがありそう。
この馬はPOG界隈では有名なdsk氏が5月のブログで記事に挙げていた馬なのですよね。そのOBS2歳スプリングセール2018では、1ハロン9秒台という1位タイのタイムを記録したんです。一瞬POGリスト入りも検討した馬で記憶に残ってました。
dskさんのコメント引用させていただきます。
岡田スタッドの2歳馬落札は
私が海外セールを見始めてからは初めてです。驚きました。
母は3勝、米オークレーS(3歳牝・芝1700m)3着。
繁殖牝馬としては
5頭がデビューし3頭が勝ち上がっています。父のShanghai Bobbyは
全米2歳チャンピオンですが、まだ活躍馬は少なく
日本でも産駒は三頭がデビューして未勝利。ただ貴重なHarlan's Holiday産駒ですから
繁殖牝馬としての価値は高そうです。試走での1F9秒4/5は1位タイで
回転の速いフットワークが印象的。Harlan's Holiday系は芝を走れる馬も少なくありませんが
このフォームならダートかな。どの名義で走るかにまずは注目しています。
結局、ノルマンディーでの募集となりました。ただ7.5万ドルでの落札、ということなので輸入などの諸経費含めても2360万の募集価格はちょっと強気!?ただ岡田牧雄氏のノルマンディーへのテコ入れという認識でよろしいかと思いますね。
他、5月のHBAトレーニングセール落札馬も2頭。
オンワードファニーの16
公開調教動画(248)23:28頃から
23.26秒(11.15秒) 454kg
ウエスタンデンコーの16
公開調教動画(236)11:42頃から
22.48秒(11.12秒) 440kg
タイム的には全体の中でも速い方、です。馬体も良いし例年のHBA出身馬よりも期待したくなっちゃいます。
その他6月生まれの岡田スタッド得意のマツリダゴッホ産駒の牝馬、トラックマグナの16も馬体写真は好印象でした。
------
2016世代の出資はさすがにこれ以上は控えるつもりですが「ノルマンディーは四次まである」、というのは来年以降忘れないようにしなければ。