広尾さんの二次募集馬について考察(特にサクラバーベナの17)
このところ広尾サラブレッド倶楽部が大いに盛り上がってきている様子です。現4歳のディメンシオンは5勝目をあげてオープン入り。
2歳戦も出資馬のエレナレジーナの新馬勝ち、先週の新馬でもカナロアガールがウオッカ娘とモレイラにやられましたが良く追い込んで2着。会員としては嬉しい限りです。
そんな好ムードの中、第二次募集のお知らせが先日届きました。
私が気になったのは、ヴェイパーの18、あとぐりぐり君様も記事にしておりましたが、サクラバーベナの17、です。
ヴェイパーの18はとにかく気品がある顔立ちで可愛い。当歳馬ながらしっかりした体格ですし良血馬ですし武幸四郎調教師ですし、出資検討したいですね。
そして、本命のサクラバーベナの17。骨太で父ウインバリアシオンには似ているとは思えませんが、丈夫そうですし価格面も魅力を感じました。C:Cの短距離適性ということで、母父サクラバクシンオーが強いのでしょうか。
18.10.19
北海道・むかわ町のエクワインレーシング在厩。初期馴致を滞りなく済ませ、現在はおもにロンギ場にて軽いキャンターを消化しています。馬体重428kg、体高150cm、胸囲178cm、管囲19.1cm(10月上旬測定)
「こちらの環境にもすぐ慣れましたし、人にも慣れている感じ。穏やかな性格で食欲も旺盛ですから、現時点では馬体の細化に悩まされるようなタイプではないと見ています。あと一ヶ月くらいは集団調教によって念入りな基礎固めに専念し、それから坂路入りへとつなげていきたいですね。移行後は、すぐにハロン22秒ペース程度で登坂できるくらいまで体力をつけていきたいと考えます」(瀬瀬代表)
そういえば母父サクラバクシンオーといえば、ということで思い出したのですが、シルクの2014産で現1600万下のインビジブルレイズという馬がおります、結構な活躍馬。
この馬とサクラバーベナ17は丸みを帯びた体型や後躯の充実度など馬体も良く似ているような気がします。父親と似てないようにみえる点も似ています(笑)
そして、この2頭は血統的にも近い。サクラバーベナ17の父ウインバリアシオンはハーツクライ産駒ですし、母の血統構成は父サクラバクシンオー、母父マルゼンスキーまでがインビジブルレイズの母クレバースプリントと一緒です。
馬体・血統はねむねむ的に◎でございます。
また私はエクワインレーシングという育成牧場について全然知識がなかったのですが、今回の広尾さん二次募集カタログに詳細説明がありました。
サクラバーベナ'17が育成される鵡川のエクワインレーシングは獣医師でもある渡瀬代表が2012年に開業した育成牧場で、運動時の乳酸値を測定し運動負荷を客観的に判断するなど、科学的根拠の基づいた調教を行っている牧場となります。
1000mの直線坂路馬場や診療所でのケア、トレッドミルが特徴とのこと。かっこいいWebサイトでも情報提供してくださっているようです。これは要チェックや。
ほら、このように育成牧場でも近況を公開してくださるんですね。出資者としては嬉しい限りです。◎。
というわけでサクラバーベナ17は10月29日の募集開始と同時にポチるつもりです。むふふ。実家が岩手の最北部の二戸なので、八戸にいる種牡馬ウインバリアシオンは応援したいですしね。
今週末の出資馬の出走ですが兎にも角にもミスティックグロウのレースぶりに注目しています。お天気悪くならないといいけど。そして来年はミスティックグロウが出走しているであろう(笑)、秋の天皇賞はマカヒキを1着or2着にした馬券にしてみようと思っています。